箸にまつわるお約立ち情報や
お得な情報をお知らせします。
箸の正しい使い方やマナーをご存知ですか?
毎日当たり前のように使っている箸ですが、細かいマナーは知らない方も多いのではないでしょうか。
「箸のマナーなんて面倒くさい」と思うかもしれませんが、知っていると一生役に立ちます。
今回は、箸の正しい使い方やNG行為など、マナーについて詳しく解説します。
箸の正しいマナーを、5つの項目に分けて紹介します。
それぞれ詳しく見てみましょう。
箸を持つ位置は、箸先から約2/3が目安です。上の箸は鉛筆を持つようにし、下は中指と薬指の間に入れて固定します。
食べ物をつかむときは、中指、人差し指、親指で上の箸を動かします。下の箸は固定したまま。
正しい持ち方なら、どんな食べ物も自由自在につかめるはずです。
箸の取り方にも、正しいやり方があります。
箸を置くときは、逆の手順で行いましょう。
箸を使うときは、箸先から1.5~3cmまでの範囲を使うようにしてなるべく汚さないのがマナーです。
昔から「箸先五分、長くて一寸」と言われています。(一寸は約3cm。五分は一寸の半分、つまり1.5cm)
箸の使い方には昔から気を使っていたことがわかります。
割り箸にもマナーがあります。割り箸を割るときは、横にして上下に力を入れます。箸を縦にして割ったり、箸同士をこすりわせたりするのはNGです。
なお、割る際はお皿や料理の上ではなく、膝の上でおこないます。
食事が終わったときには、汚れた箸先が見えないようにするのがマナーです。箸袋に入れて1/3ほど下側に折り返しましょう。折りたたむことで、新品との区別がつきやすくなります。
食べ物別のマナーをいくつか紹介します。
そのほか、以下の行動もマナー違反です。
ついやってしまいがちなので、気をつけましょう。
箸には「嫌い箸」と呼ばれる、やってはいけない行動が多数あります。箸に関するマナーはかなりたくさんあるので、中には知らなかったものがあるかもしれません。
ぜひチェックしてみてください。
舐り箸(ねぶりばし)
名称 | 詳細 |
寄せ箸 | 皿のフチに箸をかけて自分の方へ引き寄せる |
洗い箸 | 汁物で箸先を洗う |
移り箸・渡り箸 | いったん料理を取りかけて他のさらに箸を移す |
返し箸・逆さ箸 |
大皿の料理を取り分ける際に、箸の上下をひっくり返す |
舐り箸(ねぶりばし) | 箸先を口に入れて舐める |
撥ね箸(はねばし) | 嫌いな食べ物を箸でよける |
涙箸 | 箸先から汁をぽたぽたと落としながら口に運ぶ |
立て箸・仏箸 | 箸をご飯に突き刺して立てる |
指し箸 | 箸で人や物を指す |
揃え箸 | 箸先を食器やテーブルに立てて揃える |
噛み箸 | 箸先を噛む |
咥え箸(くわえばし) | 箸をくわえる。または、口にくわえたまま食器を持つ |
込み箸 | 大量の料理を口の中に入れ、箸で奥へ押し込む |
刺し箸 | 箸を料理に突き刺して食べる |
探り箸 | 器や鍋の中にある料理を箸でかき回す |
直箸(じかばし) | 取り箸を使わず、大皿料理を個人の箸で取る(場合によってはOKのケースもある) |
膳ごし | 膳の向かいにある料理を、器を取らずに箸で取る |
ちぎり箸 | 箸をナイフとフォークのように両手で1本ずつ持ち料理をちぎる |
握り箸 | 2本の箸を握って食べる |
二人箸(ふたりばし) | 2人一緒に同じ料理をはさむ |
迷い箸 | どの料理を食べようか迷って箸をあちこち動かす |
もぎ箸 | 箸についた米粒などを口でもぎ取る |
渡し橋 | 食事の途中で箸を食器の上に置く |
透かし箸 | 骨付きの魚を食べるときに、骨を取らずにほじくり出す |
一度目を通しておくだけでも、箸を使う場面で意識できるでしょう。
会席料理は、お酒を楽しむための料理をいいます。料理が順番に出てくるので、それぞれのマナーを知っておくと安心です。
料理が出てくる順番と、マナーに関する注意点を紹介します。
以上が大まかな流れです。先ほど紹介したNG行為とともに、ぜひマナーを守って食事を楽しんでください。
箸には、正しい持ち方や使い方、NGのマナーなどがたくさんあります。何となくやってはいけないことだとわかっていても、改めて確認しておくと安心です。
特に、改まった場での食事は、マナーが気になって料理を味わったり会話を楽しんだりできなくなってしまいます。ぜひ本記事を参考に、箸のマナーをチェックしてみてください。
神戸はしまんでは、箸をはじめさまざまな業務用資材を取り扱っています。見積もりやご相談など、電話やメールにて受け付けていますので気軽にお問い合わせください。