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割り箸にもいくつかのサイズがあります。「長い割り箸」とはどれくらいの長さのものをいうのかご存知でしょうか。
長い割り箸は高級感があり、お祝いの席でもよく使われています。
今回は割り箸の長さや、長い割り箸によくある種類を紹介します。
さらに、一般的な箸の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
割り箸の長さは、6寸~9寸までのサイズがほとんどです。それぞれの長さと特徴は、以下のとおりです。
サイズ | 長さ | 特徴 |
6寸 | 165mm | お子さまや折箱・弁当箱向け |
7寸 | 180mm | お子さまや折箱・弁当箱向け |
8寸 | 210mm | スタンダードなタイプ |
9寸 | 240mm | 高級感が出るため祝い箸によく使われる |
なお、割り箸のサイズ表記「寸」は、一般的な長さとは異なります。1寸は約3.03cmなので、実際の8寸は240mmですが割り箸では210mmです。
これは、8寸の折り箱に入るサイズだからという説があるようです。
ちなみに、コンビニエンスストアの割り箸はやや中途半端な20cm程度のところが多くなっています。
スタンダードな割り箸は8寸です。長い割り箸というと、9寸のものを指すと考えてよいでしょう。
ここでは、9寸の割り箸によくある種類を紹介します。
それぞれの特徴を見てみましょう。
千利休がお客様をもてなすために、箸を1膳ずつ削ったとされる割り箸です。
箸の真ん中が太く、両端が細いのが特徴です。
箸がくっついているため「夫婦利久(めおとりきゅう)」とも呼ばれています。
らんちゅうは、初めから割れている箸のことで真ん中が帯で留められています。
真ん中が卵のようにふくらんでいることから名付けられました。
帯がついているため高級感があり、お正月やお祝いの席でもよく使われます。
割り箸の四つ角を削り、中央部に溝を入れた割り箸です。
割り箸の中では安価な傾向にあり、日本に多く流通しています。
持ち手側の角を斜めに切り落とし、木目を強調した形状です。
上下を逆さにすることがないため、おもてなし用の箸として使われることが多くなっています。
割れ目に溝をつけている天削箸は「元禄天削」と呼ばれることもあります。
双生は丸い形状で、上部がつながっている割り箸です。
持ちやすく、おもてなしにも使われます。
割り箸は6寸~9寸と4つのサイズが一般的ですが、普通の箸にはさまざまな長さのものがあります。
ちょうどよい箸の長さは手の大きさにより異なるため、人によって変わってきます。
どうやって箸の長さを決めたらいいのかチェックしてみましょう。
箸の長さは手のサイズで測れます。以下の手順で計測してみてください。
なお、親指と人差指の先端の長さは一咫(ひとあた)といいます。理想的な箸の長さは一咫半(ひとあたはん)ということです。
箸を使っていて何となく使いづらいと感じる方は、サイズが合っていないからかもしれません。
子どもの年齢と箸の長さの目安は、以下のとおりです。
箸の長さ | 身長 | 年齢 |
12.5cm | 100cm未満 | ~2歳 |
14.5cm | 100~110cm | 3~4歳 |
16.0cm | 110~120cm | 5~6歳 |
18.0cm | 120~130cm | 7~9歳 |
20.0cm | 130~140cm | 10歳~ |
ただし、お子さんによって手のサイズは異なります。先ほど紹介した、手の大きさで箸の長さを測る方法も試してみてください。
大人の箸も、基本的には手のサイズで測れます。
一昔前は男性が22.5cm、女性が19.5cmの箸を使うのが一般的でした。しかし、人によって手の大きさは変わるため、最適な長さも異なります。
また、太さや形も持ちやすさに関わるので、自分にはどんな箸が合うのかいろいろ試してみるのがおすすめです。
長い割り箸は、9寸(24cm)サイズを指すことがほとんどです。高級感があるため、お祝いの席やお正月などによく使われます。
割り箸は長さだけでなく形状によっても特徴が異なるので、使うシーンに合ったものを選びましょう。
神戸はしまんでは、6~9寸サイズの割り箸が多数揃っています。気になる商品があれば、ぜひ気軽にお問い合わせください。