神戸はしまん社員によるスタッフブログです。
2012.7.5
販促EXPO絶賛開催中
社長のココドコ
です。
「子供たちが間伐した木を利用してお箸を作れませんか?」
「廃材でお箸を作ってください!」
神戸はしまんも参画している「木づかいニッポン」のキャンペーンもあり、
身近な森や近所の林に関心があるのでしょう、このようなご依頼が時々あります。
で、そのご依頼のように「特定の材料でお箸をつくれるかどうか」ですが
ハイでもありイイエ
でもあります。
その木が育ってきた環境や状態が大きく関わります。
そもそも木の種類は何か?
(日本の森ですので桧や杉の木のご依頼が多いです)
手入れされている森(材料)かどうか?
(台風や水害の倒木は残念ながら繊維が傷んでいることが多く加工に向きません)
どれくらいの量を作りたいのか?
価格(予算)はいかほどか?
どんなデザイン(塗箸 割箸 菜箸・・・)?
など、ご相談させていただきながら「お箸」になるのか
見極めなければ作れるかどうかがわかりません。
「私どもではお作りできません」と、いう結果になることもありますが
何かのご希望があれば、ぜひぜひお問い合わせください。
写真は、岐阜県揖斐川周辺の杉の木で作った「お箸」です。
木地の風合いを活かしてクリア塗装で仕上げ、喰い先は強度を持たすこと考えて
乾漆(かんしつ)加工でスベリ止めをつけました。